グリッドレイアウトとは、水平方向と垂直方向に格子状(Grid)に線を引き、各要素をその線に合わせて配置する レイアウト手法のことを言います。
グリッドレイアウトはグリッドデザイン・グリッドシステムとも呼ばれ、雑誌や新聞などグラフィックデザインにおいて古くから使われてきたレイアウト手法です。Webデザインにおいても時折使用されているレイアウト手法になります。
グリッドレイアウトの特徴
グリッドレイアウトの最大の特徴は、縦方向と横方向の直線上に要素が整理されている点にあります。
画像や文章などの要素が直線上に配置されることで、目線の移動がスムーズになるとともに、デザインがパターン化されることで整理された印象をあたえることが出来ます。
Webデザインでの活用
商品一覧、事例一覧、お客様の声一覧ページ
グリッドレイアウトは商品一覧や事例一覧など、同じサイズの要素を均一に配置するページのデザインに向いています。
要素を更新する際も、サイズや配置はグリッドレイアウトのルールに従って配置されるため、更新制にも優れています。
オウンドメディアやコラムコンテンツ
新聞などのレイアウトにも用いられているグリッドレイアウトは、オウンドメディアやコラムコンテンツなどの記事一覧を配置するページデザインにも向いています。
グリッドレイアウトのデメリット
デザインをパターン化することができるグリッドレイアウトは、整理された均一的なデザインを得意とする一方で、コンテンツごとの強弱や優劣など、重要度に差がつけにくいとも言えます。
また配置する要素の量が多いと見る順番が分かりにくくなったり、過去の情報が埋もれてしまい、探しづらくなってしまう場合もあります。
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