クッキー(Cookie)とは、訪問したWebサイトのブラウザ上のデータを保存したり、アクセスの日時や回数などの行動履歴を書き込んで保存するテキストデータのことを言います。
クッキー(Cookie)の利用例
- ショッピングサイトで買い物カゴの中身を保存させる
- ショッピングサイトで以前購入した関連商品をおすすめする
- ログインが必要なページに再訪したとき、ログイン状態が保たれている
- 訪問したことのあるWebサイトの広告が表示されやすくなる
クッキー(Cookie)の種類
ファーストパーティクッキー
訪問したWebサイトの運営元が発行するクッキー(Cookie)です。
ログイン情報や買い物カゴの情報などを保存しておき、ユーザーのサイト利用時にこれらの情報を利用します。
サードパーティクッキー
訪問したWebサイトの運営元以外の第三者が発行するクッキー(Cookie)です。
広告事業者が発行し、サイトを横断したサービスで使用することがあります。例えば、一度訪問したWebサイトの広告表示を強化するターゲティング広告などがあります。
尚、プライバシーの侵害が問題視されているクッキー(Cookie)は、こちらのサードパーティクッキーになります。
クッキー(Cookie)が個人情報に該当するかどうか
サードパーティクッキーでは氏名や住所など、個人そのものを特定することは出来ません。
そのため、2024年時点では日本においては個人情報保護法における規制などはありません。
しかし、ヨーロッパやアメリカの一部の州ではクッキー(Cookie)を個人情報とする法令やCookieの収集や利用の際のガイドラインが明記された法令が施工されています。
- 欧州連合(EU):EU一般データ保護規則(GDPR)
- カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)
- カリフォルニア州プライバシー権法(CPRA)
- バージニア州消費者データ保護法(VCDPA)
- コロラド州プライバシー法(CPA)
関連語句
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